【体験談】IT未経験文系就活生だった私がシステムエンジニアになるまでの話【就活失敗談】
はじめに
本記事は以下のような人におすすめです。
- 現在、就活中の文系大学生さん
- システムエンジニア職に興味がある文系学生さん
- おれ、そろそろ内定もらわないと就活やばくねと焦っている就活生さん
上記に当てはまる方も、そうでない方も、ダらっと一緒にお付き合いいただけると幸いです。
こんにちは。marsです。システムエンジニアとして働く社会人2年目のおとこです。本記事は、私の就活失敗談である「就活で失敗した文系大生がシステムエンジニア職を選ぶまでの話」について書いていきたいと思います。
私が本記事を通して皆さまに伝えたいことは以下の3点です。
- 私の就活失敗談を読んで焦っている就活生さんを安心させたい
- 就活準備はしっかりとやるべきだよ
- 就活の悩みは誰かに相談することが解決への早道だよ
なんだか当たり前なことしか言ってないですね。。でも当時の私はこんなこともわからないくらい就活に焦って、悩んで、必死になってました。
この記事を読んだ就活生さんが「就活が辛いのは自分だけじゃないんだ」と感じ、私と同じように就活で苦労した社会人さんが「そういえば私もそうだったナー」と感じていただけると幸いです。
目次
- はじめに
- 就活で失敗した文系大生がシステムエンジニア職を選ぶまで
就活で失敗した文系大生がシステムエンジニア職を選ぶまで
1.【3月~4月】就活に謎の自信を持っていた春
1-1.中学生の時から世界中で働くことに憧れがあった
中学生のときから将来は世界を舞台に働く人になりたいと漠然と考えていました。その頃から「世界は広い、一生を通して全世界の文化を生で経験して生きたい」という思いが強かったです。
1-2.私の「独りよがりで出遅れた就活」がスタートした
エントリーした企業は主に海外進出を積極的にしている大手電機メーカー、精密部品を扱う専門商社に絞っていました。
鼻高に資格欄に持っている資格をすべて書き、在学中に頑張った欄には留学した経験を書きました。しかし、毎回エントリーシートで落ちるか一次落ちの繰り返し。
当時は、私は他の就活生に負けないくらい海外で働きたいと思っているのに、なぜ落ちる?と本気で思っていました。
1-3.就活であった一番つらかった出来事
就活中にあった一番つらかった思い出は、とある企業の最終面接に行ったとき面接官から「新卒入社前から絶対海外で働きたいとか言ってたらどこも君を取ってはくれないよ」「君は長所・短所欄にチームワークを重視して働くことが得意と書いてあるけど、そんな風には全く見えないね」と言われ、ガックリ落ち込んで半べそかいて帰った思い出があります。(もちろんここも落ちました)
そうか、新卒から海外で働きたいとアピールすると雇ってもらえないのかと。私の「海外で働きたい」という一本の軸が、まるでぽっきりと音を立てて折れてしまったような感覚がしました。
帰り道に感じた、ずーんと重くなってゆく心とヒリヒリと焼き付くような胃の痛みは今でも忘れません。
2.【5月~6月】徐々に焦り始めた梅雨
2-1.面接に受からないことに焦り始めて興味がない企業にも手当たり次第にエントリーした結果お祈りメール
そんな状態でGW後も内定もらえない沼にごろごろと転がり落ちていき、内定0のまま梅雨があけ6月下旬となりました。
そんな折、こんな出来事があり私は内定が0と1なのでは天と地ほどの差があることをこの時、痛いほど痛感しました。
以下、実際に当時した会話の回想。。。地味にあるあるなんじゃないかなと思います。
- 友人A「おれ昨日、就活終わったわ。お前、どんな感じ」
- 友人B「今、内定2個もらってて最終面接結果待ちが1個ある。marsは?」
- 私「...まぁいい感じかな。今、一つ面接結果待ちだよ」
また、この場面で素直に「実はおれ就活が上手くいってないんだ」と相談していればよかったとも反省しました。まさに"辛いときに辛いと言えたらいいのにな"状態でしたね。ハイ。。。
2-2.私の就活が苦戦した原因を今の私なりに分析し分かった3つの原因
今になってめちゃくちゃ思うのですが、私は就職活動というものをなめていました。仮に私の就活が苦戦した原因を挙げるとするならば以下の3点であると思います。
- 就活準備をしっかりやらなかったこと(スタートが遅い)
- 業界研究および企業分析を疎かにしたこと
- 就活の悩みを誰にも相談しなかったこと
2-3.ネットでよく見る「就活スタートはなるべく早いほうがいい」はホント!!
大学三年生の時に、インターンシップとか大学にて開催していた就活フェア等をもっと活用すべきだったと大変反省しました。仕事を肌感覚で体験できるインターンシップは、仕事に対する適性を見極める一番の早道になったはずです。
私には「海外で働きたい」という軸はあったのですが、それはどこの業界および企業でも当てはめることができる志望動機だったのです。そのため、面接官としては「なぜうちを選んだのか?海外で働きたいなら他の企業さんでも良いのでは」と考えてしまいます。
今にして思えば、業界研究および企業研究を疎かにせず、私が興味を持って仕事ができるビジネスモデルがある企業さんを発掘するべきだったと反省しました。
2-4.今だから考えられる就活出口の短期目標
思うに、「6月になって内定0の状態は精神衛生上よくない」です。ベンチャー、中小には行く気はないから内定は要らないと意地を張る前に、まず一つは内定をキープしておくことをおすすめします。(言い方悪いですが、どの企業さんからでもいいと思います)
ひとまず、「6月までに内定1個」を就活出口戦略の短期目標としましょう。
3.【6月下旬~7月半】とにかく早く就活を終わらせたかった初夏
3-1.6月下旬、やっと就活相談サービスを利用した
6月下旬。
徐々に周りの友だちの就活が終わり始めて、卒業旅行の話をし始めていた頃でした。「もうどうしたらいいんだ・・・」と思い悩んだ私は人材紹介会社がやっている新卒向け就活相談サービスを利用しました。
相談を受けた担当のお兄さんは、とても親身になって私の就活事情を聞いてくれました。自分の悩みがちょっとだけ軽くなり、考えがどんどんまとまり始めたのを感じたとき「ああ、もっと早く誰かに相談すればよかった」と強く思いました。
なぜなら、相談に行った時が6月下旬だったこともあり、もう大手人気企業の枠は一つも残ってなかったからです。
3-2.IT未経験文系就活生だった私がシステムエンジニアになることを決めた
担当のお兄さんより紹介していただいた企業の一つが、いま私が働いているses企業のシステムエンジニア職でした。"システムエンジニアってPCをずっとカチカチやってる人"というイメージだけ持ってためしに面接を受けたら、なぜか最終面接までコマを進め、無事内定をいただきました。
内定をいただいたときの心境は「システムエンジニア?なんか成長できる職種そうだし、もう就活続ける方がしんどいからここに決めちゃえ!」でした。
そんな短絡的な気持ちで決めたため、sesという単語が何を意味するのか、システムエンジニアの具体的な業務内容等を知らないまま内定承諾し、入社日である4月1日を迎えました。
3-3.未経験からシステムエンジニアになった一年目は正直地獄の日々だった
正直エンジニア生活一年目は地獄を見ました。。。(このお話は別の記事として書く予定です)
一年間の地獄をみたあとようやく就活準備(自己分析、インターンシップ、業界研究、企業分析、職種研究)はしっかりやっておくべきだったな~と反省しました。
2.まとめ
私が本記事を通して自身の就活失敗談を通して皆さまに伝えたいこと以下3点は伝えることができたでしょうか?
- 私の就活失敗談を読んで焦っている就活生さんを安心させたい
- 就活準備はしっかりとやるべきだよ
- 就活の悩みは誰かに相談することが解決への早道だよ
この記事を読んだ就活生さんが「就活が辛いのは自分だけじゃないんだ」と感じ、同じく就活で苦労した先輩社会人さんが「そういえば私もそうだったナー」と感じていただけたら、是非コメントにて書いてくださると嬉しいです!!
3.あとがき
3-1.無名の私が「体験談という伸びなそうな記事」を書いた理由
未経験からエンジニアになり不安な気持ちでいっぱいの新卒の方や、私と同じように文系から新卒採用でシステムエンジニアを目指している就活生の方々に向けて
色々伝えたいことがあって始めた本ブログ(marsのエンジニアコバナシのタネ。)なのです。いくら私が伝えたいと思って解説の記事書いていても、自分が何者なのか知らないと説得力が全くないと気付いたので、本記事で、私が文系大生からエンジニアになった理由を皆さまに伝えられたらと思い書きました。
3-2.私の思い
きっと、この記事に辿り着けた数少ない人は”悩んで、困って、でも誰かに頼ることができずにいたと思います。本記事を読んだことで気持ちが少しでもスッと軽くなったならとても嬉しいです。
膨大な量の検索ページより本記事をピックアップしていただいたこと、加えて、あとがきまで読んでくださり誠にありがとうございました。
p.s.趣味で音楽制作もしております。是非とも私のTwitterをフォローして聞いてみてください!
以上です!
【疑問・お悩み】新人エンジニアの"何を勉強したらいいの?"というお悩みにお答えします【IT未経験】
こんにちは。marsbeatsです。
本記事は以下のような人にオススメの記事です。
- わからないことが多すぎて困っている人
- 何から手を付けたらいいかわからない人
- 自己学習するにあたり何を学べばいいか悩んでいる人
- IT業界に興味がある人および文系大学生に向けて書いております!
私も同じように悩みました。色々と手を付けてみたものの、続けている意味が分からため長く続かずほとんどを挫折しました。
その経験を経て今、「研修終わって、まずはここから手を付けておけばよかったなー」というポイントをいくつか紹介したいと思います。
目次
1.はじめの一歩、まずはここから学ぼう!
1-1.ITパスポートでIT業界の基礎知識を学ぼう
IT業界で働くための基本的な知識が詰め込まれているため、IT業界の常識として身に着けておく感覚です。
難易度としては一番低いレベルに設定されていますが、私は結構難しく感じました。以下、試験対策にあたりオススメなサイトを貼っておきますので、反復して学習しましょう!
ITパスポート試験ドットコム
過去問を数年分かそれ以上の問題数を解くことができます。試験対策するにはうってつけの学習サイトだと思います!
1-2.文章読解力と正しい文章を書く力を身に着けよう
もちろん職場によりますが、大抵PM(プロジェクトマネージャー)から来る作業に関する指示は基本的に、チャットかメールで飛んできます。そのため、PMが出している指示を文章から正確に読み解く必要があります。
また、自分からチームメンバーに作業を依頼をする時も、チャットかメールで送ることが大半です。正しい文章を書けないと読み手と書き手との間に、思い違いが多発し業務に支障が出ます。メンバーと円滑に仕事を進めるために「文章読解力」「正しい文章を書く力」は必須のスキルです。
2.時間をみつけてこれを身に着けよう!役立つスキル
2-1.ショートカットキーを使う癖をつけて作業効率を格段に上げよう
Windowsショートカットキーはバンバン使いましょう。下記にショートカットキーを紹介しているオススメサイトを紹介します。
意識して使うことで、どんどんキーボードを使いこなせるようになりましょう。
タイピング上達のコツは「マウスを一切使用しない」「基本はキーボード操作」「どうしてもカーソルを動かす必要があるときはタッチパッドを使用する」です。
上記三点を意識するだけで変わります。最初は不便すぎて心が折れそうに鳴ると思いますが、頑張りましょう。
seがオススメするWindowsショートカットキー一覧サイト
併せて。。定番タイピング練習ゲーム「寿司打」typingx0.net
2-2.ブラインドタッチ習得に挑戦してみよう
ブラインドタッチが出来るだけで作業効率が格段に上がります!毎日、作業がたんまりあるエンジニアにとって作業効率を上げていくことはマストであると思います。
特にPCおよびモニターを使用して作業する時は
- キーボードを打つため必ず手元を見る
- 出力結果を見るためPC画面を見る
- またはモニターを見る
- キーボードを打つため必ず手元を見る
上記を繰り返していると、どうしても作業スピードが遅くなります。
しかしブラインドタッチが出来る or ある程度できれば
- キーボードを打ちつつ
- PC画面を見る
- モニターを見る
上記のように作業シーケンスを一つ減らすことができます!
まずは、Jキーに右手人差し指、Fキーに左手人差し指を置くこと、ホームポジションを意識することから始めてみましょう。
3.まとめ
本記事では現役エンジニアmarsbeatsが「研修終わって、まずはここから手を付けておけばよかったなー」というポイントをいくつか紹介しました。
どこから勉強しようか悩んでいる人の疑問に答えられたら嬉しいです。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました!
【疑問・お悩み】IT未経験でもエンジニアとして働けるか?【IT未経験】
こんにちは。marsbeatsです。
この記事は以下のような人にオススメです。
- 全くのIT業界未経験だけどエンジニアに興味がある人
- 未経験採用でエンジニアとして上手くやっていけるのか不安だと考えている人
本記事では新卒未経験からエンジニアになった現役エンジニアであるseが
- 未経験であることはマイナスにならない
- むしろ未経験を武器にしよう!
- なによりも大切なことはIT技術に対する興味関心の高さ
- まずエンジニアとして「適性」があるかを見極めよう!
以上、4点をお伝えしたいと思います。
目次
1.未経験でもエンジニアとして上手くやっていけるのか?
1-1.未経験であることはマイナスではない
私は未経験であることはマイナスではないと考えます。
確かに、ITに関する知識が足りないため恥をかくこともあるでしょう。私も初めて入った現場の人たちとの会話でネットワーク、サーバ、データベース等のカタカタが飛び交い、一切会話の内容がわからず、ただその場をやり過ごしていました。
1-2.むしろ武器として生かそう!
こういう時、会話の内容が分からないから縮こまるのではなく、未経験という肩書を武器にどんどん質問しましょう。
知らないことは素直に「わからないので、教えてください」と勇気をもって聞きましょう。私の経験上、活躍しているエンジニアほど喜んで質問に答えてくれますので。
少なくともPM(プロジェクトマネージャー)さんなら優しく答えてくれるはずです。
2.IT技術に対してどれほど興味関心をもっていますか?
2-1.大切なことはIT技術に対する興味関心の高さ
私は未経験であることよりもIT技術に関する興味関心の高さが重要であると考えます。
なぜなら、現場で活躍しているエンジニアもれなく皆IT技術に関する興味関心が半端なく高いです。まさに、好きこそ物の上手なれといったところです。
各々、貪るように設計書を隅から隅まで読み込み、「ここのシステムは○○で、あーだこーだ、ブラブラほげほげだ。」と会話しています。活躍しているエンジニアほどIT技術を学ぶことを楽しいと感じている人が大半です。
どの職業にも言えることだと思いますが、エンジニアは特に、最新の技術を身に着けるため一生勉強し、自身のスキルをアップデートし続けなくてはならない職業であるように感じます。
2-2.勉強したくないジレンマ
興味関心が低い人がエンジニアになると、そもそも必要とわかているが勉強したくないジレンマに陥ることで辞めてしまうということが考えられます。実際、私の同期も一人が勉強したくないジレンマに陥り、辞めました。
興味関心が低いのであれば、間違いなくエンジニアとして働いていくことを苦に感じます。以上、未経験であることよりも、IT技術に対する興味関心と目標が重要であると考える理由となります。
そのため、私はエンジニアに興味があるなら、まず自分にエンジニアとして働くための「適正」があるのかどうか、見極めることをオススメします。
3.まずエンジニアとして「適性」があるかを見極めよう!
エンジニアとしての適性を見極めるには、実際に体験してみることが一番早いと考えます。まずは無料でできる「Blockly Games」をオススメします。
3-1.Blockly Games (ブロックリーゲームズ)
実際にコードをガリガリ書くわけではないので、さくっとプレイできます。
絵を見て一見すると子ども向けゲームだと思いがちですが、難易度は決して低くありません。感覚でプレイすると間違いなく詰まります。(笑)
3-2.Udemy (ユーデミー)
Blockly Gamesをプレイしてみてプログラミングって楽しいかも、と感じた人は、是非「Udemy」にてより本格的に自己学習を始めてみてはいかがでしょうか。
無料コースもあり、動画で教えてくれるため非常にわかりやすいです。
4.まとめ
本記事では未経験でもエンジニアとして働けるのかという疑問に関してmarsbeatsの考えを解説しました。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!